FLOW(フロー)とは何かに没頭し夢中になることで脳が
最高のパフォーマンスを発揮することを
指す心理学の言葉が由来です。
「こどもがあそびに夢中になる」ということは
生きるための土台を育てることにつながります。
自分で「やってみたい!」「できた!」の
チャレンジが生まれるように「こどもが主役」
ということを大切に専門職が発達をサポートします。
米国の作業療法士エアーズ博士は人間の発達や
行動を脳における感覚情報の統合という視点から
とらえた感覚統合理論を作りました。
自分が置かれている状況や環境を把握して、
適切に行動できるようになるためには体で
感じている感覚情報がとても大切になってきます。
感覚が栄養素となり、感覚情報には交通整理が必要で、
発達は感覚情報を土台として積み木を積み上げるように発達します。
“楽しい活動”ちょうど良いチャレンジとなる活動”に取り組み“成功した時の達成感”が
得られることで脳の発達を促します。
FLOWでは各種プログラム時間の中で、
感覚統合の考え方をベースとした療育を行います。
質の高い支援の提供が行えるように日本感覚統合学会入門講習会・感覚統合療法認定講習会の受講を社員研修に取り入れております。
認定セラピスト2名
感覚統合療法認定講習会治療コース修了2名
感覚統合療法認定講習会解釈コース修了1名
感覚統合療法認定講習会評価コース修了1名
感覚統合入門講習会基礎コース修了11名
現在、受講・修了しました上記職員が在籍しております。引き続き、質の高い支援の提供を行えるよう研鑽に努めてまいります。
FLOWでは作業療法士(OT)、保育士・言語聴覚士(ST)、理学療法士(PT)といった育ちを支える
有資格者が多数在籍し、チームアプローチを行います。
医学的知識や発達、子育ての知識の視点をもってこどもが
「やってみたい!」というチャレンジする気持ちを応援し、「できた!」という自信を
積み重ね、その子らしく遊ぶこと、学ぶこと、生活していけるようにサポートします。
子育てに正解はなく、ひとりひとり違います。
おとなから見れば困ることもこどもにとっては
その環境に一生懸命に応じようとしている姿
なのかもしれません。
こどもが見ている、感じている世界を理解
することでおとなの対応は違ってきます。
理解から始まる対応へとつながるように療育の
参加、見学や対話の時間を作るなどを積極的に
行い子育てを協働していけるようにサポートします。
また、保護者がリフレッシュできるような
イベント等や勉強会なども実施しています。