「家の中で、ソファからしょっちゅう跳ぶなど
じっとできません。
どうしたらよいのでしょうか」について。
ソファは座るための椅子ですが、こどもからすると跳ぶことができる高い台に見えるかもしれません。
ある登山家の「そこに山があるから」という名言がありますが、それと同じように跳びたくなるようなものがあるので跳ぶとも考えられます。ソファが跳ぶという行動を駆り立てているといえるかもしれません。
試してみたい、身体を動かしたいなどの欲求は、こどもは多かれ少なかれ誰にでもあるかと思われます。
今回、「しょっちゅう」とありますので、そこを深めていく必要がありそうです。
「ソファからしょっちゅう跳ぶ」という行動は、一般的に落ち着きがないと言われるような様子かと思われますが、筋や関節に入る感覚や揺れる感覚を求めている、
覚醒を上げてようとしているなど様々な背景が考えられます。
その気になる様子はいつ・どのような時に多いか、どれくらいの頻度であるのか、
似たような行動は他にもあるのか、その行動の後はどうなるのかなど詳細に伺ったり様子をみたりしながら、
その行動の背景を探っていくことで、こどもにとってのよりよい応援につながるように思います。
株式会社BASEともかな
テクニカルマネージャー
作業療法士/日本感覚統合学会 認定セラピスト/特別支援教育士
嶋谷 和之(しまたに かずゆき)
[経歴]
1988年 京都大学医療技術短期大学部作業療法学科卒業後、
奈良県心身障害者リハビリテーションセンター 勤務
1996年 大阪市更生療育センター 勤務
2017年 奈良県総合リハビリテーションセンター 勤務
2021年 児童発達支援・放課後等デイサービス FLOW 勤務
現在に至る

