「ボタンのはめ外しが苦手なのですが、どうしたらよいでしょうか」について。

ボタンのはめ外しを考えてみたいと思います。
ボタンのはめ外しはボタンをボタンホールに通すことが主になりますが、ボタンとボタンホールの関係性を理解することが必要になるかと思います。

次に動作を考えてみたいと思います。
ボタンをはめる際は、一方の手はボタンを持ち、他方の手はボタンホールあたりを持ち、ボタンを少し入れた後に持ち替え、ボタンを押し入れながら引っ張ることが必要と考えられます。動作的にはひも通しとよく似た動作になるかと思います。
ボタンを外す際は、ボタンホールを広げながらボタンを少し通し、ボタンを押し出しながら引っ張ることが必要になるかと思います。また、ボタンは服についていますので、ボタンを操作する時には、ボタンを操作ながら服もコントロールすることになるかと思います。

このような一連の動作の中で、どこに難しさがあるのかを基盤となる働きを含めてひも解くことで、ちょうどよい具体的な応援ができそうに思います。
また、ボタンのはめ外しはボタンの大きさや形状、糸足の長さ、ボタンホールの大きさや向きなどにより難易度は変わってきます。こどもに合わせて工夫を考えるとよいように思います。

「ボタンのはめ外しが苦手なのですが、どうしたらよいでしょうか」について。

株式会社BASEともかな
テクニカルマネージャー
作業療法士/日本感覚統合学会 認定セラピスト/特別支援教育士
嶋谷 和之(しまたに かずゆき)


[経歴]
1988年 京都大学医療技術短期大学部作業療法学科卒業後、
奈良県心身障害者リハビリテーションセンター 勤務
1996年 大阪市更生療育センター 勤務
2017年 奈良県総合リハビリテーションセンター 勤務
2021年 児童発達支援・放課後等デイサービス FLOW 勤務
現在に至る