「ほめるようにと言われますが、どうほめたらよいか迷います。どのようにほめるとよいのでしょうか」について。
ほめることは、簡単なようで意外と難しさがあります。
まず一つは、ほめている言葉・声・表情・しぐさなどが、こどもに届いていることが必要になります。
二つめは、ほめられたとこどもに実感してもらえることがポイントになるかと思います。
もし、ほめている言葉・声・表情・しぐさなどが届いていない場合は届くような工夫、ほめられたと実感してもらえてないような場合は、実感してもらえるような工夫が必要かと思います。
その工夫の発想としては、こどもの視線の方向に大人が入ってほめる、遠くからでなく近づいてほめる、言葉・声・表情・しぐさにめりはりをつけてほめる、
例えば「おしりを着かずに着地できたね。足がしっかりしてきたね」などと具体的にほめる、ハイタッチ・ハグ・例えば「足がしっかりしてきたね」と言いながら足を圧迫してほめるなど、触れてほめるなどがあります。
また、こどもに対して「○○して」と指示や注意、お願いをした際には、ほめるチャンスかと思います。
こどもに対して行った指示や注意、お願いが当たり前のことである場合には、こどもがしてくれたとしても大人はほめていない場合が少なくないように思います。こどもにしてみると、言われたことをしたのに・・・と残念に感じるかもしれません。
その他いろいろな視点・発想がありますが、大枠として、ほめることはこどもとのコニュニケーションの一環と捉えることができるように思います。
多忙な日々ですが、ふと立ち止まってみると、こどもとの温かいやりとりの機会が目の前にあるかもしれません。
株式会社BASEともかな
テクニカルマネージャー
作業療法士/日本感覚統合学会 認定セラピスト/特別支援教育士
嶋谷 和之(しまたに かずゆき)
[経歴]
1988年 京都大学医療技術短期大学部作業療法学科卒業後、
奈良県心身障害者リハビリテーションセンター 勤務
1996年 大阪市更生療育センター 勤務
2017年 奈良県総合リハビリテーションセンター 勤務
2021年 児童発達支援・放課後等デイサービス FLOW 勤務
現在に至る

