「同じタオルに固執し、出かける際にもそのタオルを求めます。やめさせた方がよいのでしょうか」について。
ひとの行動には、そのひとにとっての意味合いがあるように思います。
それはこどもも同じで、こどもの行動にも意味合いがあると思われます。タオルを求めることが多く、外出時にも求めるということは、そのお子さんにとってタオルは非常に大切なものであると想像されます。
タオルがあるから、出かけることができるとも言えるかもしれません。お子さんにとってタオルが、
どのような意味合いがあるのかを理解してあげることが大切かと思います。
こども一人ひとりにとってさまざまな意味合いがあるかと思いますが、例えば、タオルから得られるここちよい肌触りなどの感覚を充足するために、常にタオルを求められるのかもしれません。
さらに、タオルを持っていることで得られる感覚が、そのお子さんにとっては安心感・安定感につながるのかもしれません。
何らかのお守りを常に持っている方もおられるかと思います。お子さんにとってタオルは、私たちが持っているお守りのような意味合いがあるのかもしれません。
株式会社BASEともかな
テクニカルマネージャー
作業療法士/日本感覚統合学会 認定セラピスト/特別支援教育士
嶋谷 和之(しまたに かずゆき)
[経歴]
1988年 京都大学医療技術短期大学部作業療法学科卒業後、
奈良県心身障害者リハビリテーションセンター 勤務
1996年 大阪市更生療育センター 勤務
2017年 奈良県総合リハビリテーションセンター 勤務
2021年 児童発達支援・放課後等デイサービス FLOW 勤務
現在に至る

